東方神起BL小説Ⅵ『果実のない街』38

 ─コンクリート色の壁が上へと、吸い込まれて行く。「ユンホ様。どうぞ」背丈はそれほど高くはないが、敏捷そうな身体つきの青年が、歯切れ良い口調で云うと先に立ち、ユノを案内する。  ─ガランとした空間は、屋根が高い。「お入り下さい」小さな脚立のような段を登ると、濃い色の厚い覆いが幕のように下がっている。かなり大きなトラックの荷台らしい。…
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